冷凍車の機能について

冷凍車は19世半ば頃、アメリカで冷却の必要な食物を輸送するために生まれた車です。日本では明治時代初期の1880年代頃から利用され始めたそうです。価格は100万円台から500万円程度のものまで幅広いので、予算と重視する機能に合わせて適切な物を選ぶ事が出来ます。構造はほとんどがトラックと同じになっていますが、独特な特徴もあります。それは、冷却と断熱の装置がトラックの後方に付属している点です。乗用車のクーラーの機能を増強したような物です。また、トラックの壁全体に二枚の板に挟まれた断熱材が敷き詰められて冷たい空気を絶対に逃さないように工夫されています。そして、超低温冷凍車という車は-25度程度まで冷やすことが出来るのでアイスクリームの輸送などに使用されています。運転席のモニターで温度が調節できる便利な機能も備わっています。

冷凍車の閉じ込めによる死亡事故

稀に、トラックの閉じ込めによる死亡事故が起きていて特に子供が多いです。トラックには観音扉の物とシャッター式のものがあり外から開け閉めを行います。シャッター式に関しては閉じ込め事故防止に内側からも明けられるようになっていますが、観音扉は外から開けられるようになっているため、件数では観音扉のほうが多いです。閉じ込め事故防止のために、両方に非常ブザーが付いていますが、子供の場合は分からないので、そのため運転手も気づかないことが多いです。冷凍機のない普通の貨物車であればさほど心配ないですが、冷凍車の場合は身体が冷えるため子供には低体温症になりやすいので危険です。もし、確認しないでそのまま冷凍機を動かして取引先に荷物を下ろす時に子供が遺体となって発見されたら、業務上過失致死となり逮捕されます。子供はかくれんぼなどでトラックに隠れる場合が多いので公園などの子供が多い場所には注意が必要です。

冷凍車で荷物の積み込みと降ろす時の注意点

冷凍車は冷凍食品を運搬するトラックで近年では冷凍食品の需要が高まっています。しかし、その裏には運転手が荷物の積み込みと降ろす時に大怪我をする労災が起きています。冷凍食品は重さがあるものが多くて特に魚介類が多いです。ひとつで20キロ、30キロの重さのある物をたくさん積んで降ろしています。大型になると1日の労働時間の半分を積み込みと降ろすのに時間を使っています。その上、早く作業をしなければならないので筋肉痛と腰痛に悩まされます。腰を多く痛め付けるので中にはヘルニアになって退職する人もいます。外での作業であればフォークリフトで対応できるので腰にはあまり負担がかからないのですが、倉庫内ではフォークリフトで降ろしても別のパレットに移し替える作業が多いので中で労災を起こす人が多いです。身体を壊さないためには日ごろから腰を鍛える事と、荷物の持ち方で腰を痛める場合があるので荷物の持ち方をしっかりして腰になるべく負担をかけないようにしましょう。